工事写真のレイヤ化
【読み】こうじしゃしんのれいやか
国土交通省「デジタル写真管理情報基準」が2020年3月に改定され、「SVGファイル形式」(※)での工事写真の納品が可能となり、工事写真は「工事写真レイヤ」「電子小黒板レイヤ」「注釈レイヤ」のように複数の画像を重ねて配置できるようになった。
これにより、今までの電子小黒板付き工事写真の上に、新しい「レイヤ」としてマーカーや寸法線などを自由に書き込むことができ、現場での作業を簡素化できる。
工事写真レイヤについては、今までと同様、編集不可・改ざん防止機能が組み込まれているが、注釈レイヤは改ざん防止機能が不要のため、後から注釈の追記や削除などの編集が可能となり、
電子マーカーなど、よりわかりやすい注釈を加えた工事写真が納品できるようになった。
(※)「SVGファイル形式」とは、一つのファイルで、複数の画像を重ねて配置でき、レイヤ(階層)のような表現が可能となる画像ファイルです。
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