平成18年1月に改定されたデジタル写真管理情報基準(案)では、全ての写真において、回転、パノラマ、つなぎ写真、明るさ調整、コントラスト調整、色補正、サイズ変更、解像度変更など、一切の編集はできません。・・・と、言ってもよく分かりませんよね。つまり、何を持って“改ざん”なのか、それは、工事写真(JPEGデータ)に付加されたふたつの情報がポイントになります。“写真の撮影日”と“更新日時”。このふたつの情報が工事写真の真偽を判定します。
『写真の“Exif情報”って何?』
工事写真にとって“写真の撮影日”が重要なことは、お分かりいただけましたでしょう。そこで次のポイントです。この“写真の撮影日”が工事写真のどこに記憶されているのかご存知でしょうか?答えは工事写真そのものに埋め込まれているのです。つまりデジタルカメラで撮影した瞬間にJPEGデータに記憶されているのです。その情報のことを“Exif(イグジフ)情報”といい、そこにはカメラの機種や撮影時の条件など多くの情報が含まれています。